夫婦で縦走登山!ザック選びの結果グレゴリーのバルトロ75Lに決定
このページでは僕たち夫婦の夏山縦走登山での基本的な装備をまとめています。
2人で背負うザック総重量はどのぐらいか?
パーティーだと、テントやバーナー、ガス缶、クッカーなどの共同装備分があります。アライテントのサイト『軽量装備の夏山テント山行のススメ』(10kg以下の重量で行く2泊3日のテント山行の装備リスト)では、2人で17,340g(1人平均8,670g)と大変理想的です!
この場合、一緒に登山する方が、十分な重さを背負える体力がある場合であって、相手(妻)がほぼ登山経験がないなど、僕達のような夫婦登山スタイルの場合、どちらか一方(僕)が背負う必要があります。
テント泊のザック重量の目安は女性は5Kg以下、男性15Kg以下(水は別途)と考えています。
体力のある男性が、より多くの荷物を背負います。
女性やあまり登山をしない人にとっての「バックパックの総量8kg」は身体的にも精神的にも大きな負担になってしまいます。
あえて流行りの軽いザックを選択しない理由
僕はウルトラライトスタイルでは登山での十分な満足感が得られないと考えています。
快適なテント泊を過ごしたいので、水分の多いレトルト食品や、絶景を撮るための一眼レフとレンズなど、削れる重さをできるだけ背負います。この方が無理せず登山を楽しむことができている満足感があるので、僕はウルトラライトではなく、昔からある一般的な登山スタイルを選択しています。
妻のザックは、karrimor(カリマー) リッジ40で小屋泊ができる40Lザックを選びました。僕たちは、岩手県に住んでいて、近くにテント泊できる山はありません。
縦走となると、東北地方の山では、小屋泊が基本です。
2人で一緒に登山をする目標を掲げ、日帰り登山から小屋泊まで使える容量(40L)を購入したけれど、いまだに小屋泊をしていません。妻を誘ってみても、山に登るのは辛いし疲れるから嫌なんだって。せっかくザックを買ってあげたのに、そりゃないよー妻のザックにカリマーのリッジを選んだ理由
さてさて、カリマーリッジ40の重さは少し重めな1.6kg。カリマーは重いけれど、このブランドが好き&この色が好きなそうで、ポチッとしてあげました。(楽天ポイントを全部使ってしまった)
この他、ザック選びでは、山と道、フリーライト、オガワンドなどの有名ガレージメーカーが作る、最新の軽いザックなども勧めてみたけど、まったく興味ありませんでした。妻は、山登りをほとんどしないので、購入したカリマーのザックは、1年に1度程度の出番になるだろうから、僕にしてみればカリマーのザックが可哀想に思えてなりません。
てか、山と道とかこっそりかって、自分で使えば良かったかなぁ(笑)
今は、あらゆるギアがコンパクトで軽いので、30L以下のザックでも小屋泊はもちろんの事、テント泊まで対応できます。荷物は僕が背負うんだから、かっこいいウルトラライトなザックにしたかったなと、今でも思っています。
そうすれば、いつでも僕が使えるからね!
結局、このザックは、登山の他、旅行などで、活躍したものの、メルカリ行きとなりました。
[カリマー] 中型トレッキングザック ridge30 Small
女子に人気の堅牢カリマー!!!
僕がグレゴリーバルトロを選んだ理由
妻のザックは40Lのカリマー、そして僕が選んだザックは、大容量で定番の信頼あるグレゴリーバルトロ75にしました。最大積載重量は25.9kgと、なんでも入ります。
今回背負った荷物の総重量はおよそ20kgでしたので、積載量的に問題ありません。
今は1人で20kgを担ぐのが僕の体力の限界です。北アルプスを歩いていると、女子が涼しい顔して僕と同じぐらい大きなザックを背負って歩いているのでびっくりします。女子より小さいザックだと何だかなぁ。
だから女子には負けたくないって思ってます(笑)
さてさて。グレゴリーのバルトロは85、75、65の展開です。テントを背負って2~3泊程度だと65Lがちょうどいいサイズではないでしょうか?僕がバルトロ75Lを選んだのは、雨の日に一眼レフを仕舞えるスペースが作れるほか、夫婦で登山する際、荷物は僕がほぼ全部背負う必要があるので、このザックを選びました。
快適にザックを背負うために学んだこと事
重量あるザックを背負っていて、肩が痛い場合、ショルダーハーネスに付いているショルダースタビライザーを、ギュッと締めると、肩を圧迫しなくなるそうなので、やってみてください。だいぶらくになりますよ。
【肩が痛い?】 正しい登山リュックの背負い方 BC穂高肩が痛い!登山リュックの背負い方(バックカントリー穂高)ザックの正しい背負い方も、たくさん勉強しました。いままでは、サーマレストのリッジレストを外付けしていましたが、今回はクルクルと丸め、ザックの中に入れて、すっきりさせています。
さらに、リッジレストはクッカーなどの突起物のクッション代わりになりますので、一石二鳥ですね!
サーマレストのリッジレストなどの、クローズドセルタイプのマットを持っていくのは、小石混じりの地面で、写真のように、こうやってすぐに寝れるから便利ですこの姿、銀色面を太陽側に向けていたので、余計に暑く、寝苦しいのではないかと思うんだけど、もはや疲れてそれどころではなかったようです。
長塀尾根を登りきった妻は、蝶ヶ岳のテン場で、暑さも忘れるほど完全にリッジレストに沈んでました(笑)
しかし、よく頑張りました。この調子なら、岩手山の小屋泊もきっと大丈夫そうですかねぇ(笑)
徳沢から蝶ヶ岳の標高差は1,120mでした(実は、岩手山の8合目までが1,100m)
おすすめ山のサンダル
ザックに入れる便利な登山道具といえば、サンダルです!山のテント場で、のんびり過ごす際の必需品。登山靴だと、ゆったりできないので、100均に売ってるサンダルを必ず持って行きます。登山靴の圧迫感から開放される瞬間は、最高で、テン場に着いたら、すぐに履き替えています。
サンダルは色んな形があるので、悩ますが、石や岩があるので、足の指が保護できているサンダルが安心安全です。
Amazonで売ってる釣具メーカーのダイワやシマノのデッキサンダルもいい感じだなと思っています!グレゴリーのザック選びのポイント
グレゴリーのザックは、ザックのロールスロイスとも言われるほど、快適なそうですが、やっぱり体格にあわない方もいます。大型ザックほど、店頭でしっかり背負い心地を確認し、そのお店のアドバイスなどいただいて、購入する方が良いです。この黄色のバルトロは石井スポーツで購入しました。ネットでは知り得ない情報もいただいたりと、ザック選びは大満足でした。
縦走時は、長時間、重い荷物を常に背負うわけですから、ストレスフリーなザックが一番良いです。これは登山靴選びにも同じことが言えます。
悩みまくって、自分の身体にジャストフィットするザックや登山靴を探してください。決して流行に流されてはいけません。さらに、自分の身に付けるものは、雑誌や他の人の購入レビューだけで判断するのは、とても危険です!!!実際、僕は何度も失敗しています。とくにUL系は失敗する事が多いです。
グレゴリーバルトロ75と、ゴローS8登山靴は、実店舗にて店員さんとたくさん相談しながら購入しました。自分の身体にフィットする道具ほど愛着がわくものですヽ(=´▽`=)ノ
ぜひ快適な登山ライフを!
[グレゴリー] GREGORY BALTORO75 バルトロ75
当然、次に購入するザックも、きっとグレゴリーのバルトロ75Lです!
夏の上高地、夕暮れ時の紫グラデーションが大変素晴らしかったです!画像をクリックするとフリッカーでさらに素敵な写真がご覧になれます!
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