トランギアのメスティンを使った炊飯の方法は様々あり、ブログやYouTubeなどで検索することができます。
いったいどれが一番良い炊飯の方法なのか？それは僕にも分かりません((ﾉｪ`*)っ

でも、簡単にできて失敗しないメスティン炊飯の基本は覚えておきたいですよね！

このページでは、アルコールバーナーとメスティンを使用した失敗しない炊飯の方法を書いています。

手順通り炊飯すれば、焦げ付いたり、生煮えなど、炊飯失敗となることは絶対にありません！
さらには、他のメスティン炊飯よりも確実に美味しく出来上がります！

「わたし、失敗しないので」まさにそんな感じです。ほんとだよー


さて、いってみよー！やってみよー！ヽ(=´▽`=)ﾉ

メスティンの定価は1,600円ですよ。

絶対に失敗しないメスティン炊飯の方法

お米は1合を用意します。
米を研いだら、30分以上水に浸します。


水はメスティンの内側にある、「ポッチ」の半分まで注ぎます。およそ250ｍｌとなっています。

炊く前に、水に浸すことがとても大切です。浸漬しんせきをすることにより、お米の芯までたっぷりと水が浸透します。 水を含んだお米は、炊き増えし、ふっくらと炊き上がります。最低30分（冬場なら1時間）浸漬しんせきするようにしましょう。
また、お米は水を含む量に限りがあるため、長く漬けすぎると逆にデンプン層が流出してベタつきの原因になってしまいます。 最長でも90分が目安となります。浸漬の際は、温度が低いほうが好ましいので、夏場などは冷蔵庫に入れておくと、なお良いでしょう。米福　プロが教える、お米のおいしい炊き方

アルコールストーブの五徳は風防にもなる100円ショップダイソーで購入した「蒸し器」。これをセットして着火します。
この蒸し器、焚火台にもなるから便利すぎます。しかも100円だし。

はじめに強火（火力調整蓋はしない）で一気に熱します。
使用するアルコールストーブはトランギアTRB25。
強火にすると、メスティンの底から炎があふれるので、中火ぐらいで良いと思います。
クッカーからはみ出した炎はアルコールの消費量が増え燃費が悪くなるだけなので中火程度です。



今回は、屋内で室温も高いので、およそ6分後に沸騰し吹きこぼれました。
吹きこぼれたら、いったん火からメスティンを下ろします。



メスティンの蓋をあけ、スプーンなどで、底からまんべんなく、グリグリかき混ぜます
こうすることで、焦げ付きを抑える効果があるそうです。

これは僕の想像ですが、焦げ付きを抑える効果よりも、米のネバネバを程よく取り除き、クッカーの中で、より米が対流し撹拌されやすい状態に強制的にしてあげる行為だと思ってます。
炊飯器のような形をしていないメスティンは「かき混ぜる」ことによって、米がバラバラになり一粒一粒にしっかりと熱を伝える事が可能になり、ふっくらと炊く事ができます。

つまり、おどり炊きの状態を作ってあげるということです(´ω｀)

そうそう、メスティンがとても熱いので蓋を開けるときは、軍手を着用してくださいね！



かき混ぜたら、火力調整蓋を弱火にします。

ほったからし炊飯や半自動炊飯など、この「かき混ぜる」ひと手間を省く炊飯方法がありますが、それは米を作った農家さんに失礼であります( ´艸｀)
美味しい米が食べたいなら、ひと手間を惜しまずに！ねっ！



弱火で10分～15分ほど、湯気が出なくなるまで炊きます。
メスティンは、蓋がしっかり閉まるので重しをしなくてもいいかもしれませんが、念のため、ツナ缶を載せています。
スープを作るならシェラカップに水を入れ、重しにしてください。




弱火にして6分経過しました。
まだまだ湯気や吹きこぼれをしてますね。
これはまだ炊けていない合図。



弱火にして10分経過しました。
いよいよ、米の炊けるいい匂いが辺りに広がってくる頃です。
湯気や、吹きこぼれがなくなり、チリチリといった音や、ご飯が炊ける匂いが炊飯完了の合図です
そしたら、火から下ろし、蒸らします。




メスティンを裏返して、底をポンポンと叩きます。
これは、底が焦げないようにするためのよう。
最近は底を叩かずそのまま蒸らしてますが、焦げ付きは一切ありません。
蒸らしの時間は10分～15分程です。
蒸らしの効果アップと時間を短縮させるため、タオルや手ぬぐいで包みます。

蒸らしてる間に、おかず作り！

メスティン炊飯に合うB級グルメを作る

ツナ缶に、しょうゆ、マヨネーズ、万能ねぎを刻んでのせたB級グルメ｢ツナマヨ丼｣にしてみました
パパっと簡単に作れるツナマヨ丼は、さらに目玉焼きや、生卵、納豆などあわせてもいいかも(๑´ڡ`๑)




蒸らしてから10分経過しました。
銀シャリができるのが待ち遠しいですね



ぱかっ！



いい感じに炊けました！メスティンで完璧な炊飯ができます！
メスティンの蓋を開けた瞬間、ふわっとお米のいいにおいがしてました。

はらへったー



まだ食べてはなりません。
水分を飛ばすように、MSRのスポークで縦に切るように、まんべんなく混ぜます。

そしたら一気に口の中へヽ(=´▽`=)ﾉ　


白飯最高!!




ツナ缶とマヨネーズ、刻みネギをトッピングしてツナマヨ丼でいただきました。
炊飯が完璧にできると、チャーハンや炊き込みごはん、オムライスや丼ものが作れるようになります。
失敗しないメスティン炊飯をマスターしましょー



完食。
米1合でお腹いっぱいです。炊飯後は2人分のご飯ができあがりました。
気になるクッカーの底を見てみると、全く焦げ付きがありません。
メスティンとアルコールストーブでの炊飯は、滅多に焦げつかないので洗うのが楽です！



メスティン炊飯は大成功でした！
お米1合がメスティン炊飯の基本です。米2合とすると、炊いたときにあふれちゃいますし、メスティンの中で対流が起こりにくい状態になるのでお勧めしません。

トランギアのメスティンと、アルコールストーブでの炊飯の成功率は100％です。
そして風防兼五徳の「ダイソーの蒸し器」と「アルミのメスティン小」は、アウトドアキャンプでの炊飯をする際の最強コンビとなりそうですよね( ´艸｀)
メスティン以外のアルミのクッカーでも、この方法で必ず美味しく炊けます。


最後にもう一度、メスティン炊飯で最も重要なポイントです！
メスティン炊飯で使う火器は必ず「アルコールストーブ」を使用してください。あ、固形燃料はですね、クッカー等が汚れる、火が扱いにくい、コスパが悪いのでお勧めしません。

＜メスティン炊飯のまとめ＞

1.　米1合（180ml）をとぎ、水を丸ポッチまで（250ｍｌ）入れた後、30分以上浸す
2.　強火又は中火で吹きこぼれるまで火にかける
3.　吹きこぼれたら、蓋をあけ、スプーンなどで底からしっかりかき混ぜる
4.　蓋をしめ弱火にし、10分～15分
5.　湯気、吹きこぼれがなく、炊けた匂いがしたら火から下ろす（感覚大事）
6.　蒸らし　10分～15分
7.　完成！

※水っぽいときや、おこげが欲しい時は、再加熱して調整してください。



メスティンは炊飯の他、蒸し料理ができます。
メスティンに一工夫♡メスティンが蒸し器になります！
ウコン缶アルコールストーブとメスティン蒸し器で、ふっくら肉まん

その他、メスティンでケーキが作れます。山の行動食に良さそうですよねヽ(=´▽`=)ﾉ
分量は小メスティンとなっています。
小メスティンでプルーンケーキ by neeza
小メスティンでチョコレートブラウニー by neeza

とにかく、メスティン最高ですよ！
ヽ(=´▽`=)ﾉ　ｱﾂﾓﾘｨｯ!!!!!!!!!

失礼しました熱盛と出てしまいました。

メスティン炊飯で使用した道具

炊き立てご飯、銀シャリ美味しいですよ！



メスティン炊飯が面倒だ！俺は食べ盛りだ！という方にはユニフレームのライスクッカー！
これなら2合から3合が失敗せずに炊けます。ラージメスティンは（メスティン大）は炊飯に適さないのでね。