アウトドアブーツの定番ブランドの一つDanner（ダナー）は、世界初のゴアテックスを採用したブーツを製造したとしても知られています。
ダナーライトは今でも人気のブーツですね！



細身のルックスが様々なコーディネートと合わせやすく定番のブーツです。
近年、いわゆるファッション登山ブームということで、山でもダナーライトを履いてる方を見かけます。
ゴアテックスによる防水効果プラス、ビブラムソールなので、登山靴として使用しているようです。

1980年に世界で初めてブーツにゴアテックスを搭載、ダナーDNAのひとつとして君臨し続けるダナーライト。今もなおポートランドの工場でハンドメイドにこだわり特徴的であるステッチダウン製法により組み立てられている。ゴアテックスブーティーによる防水・透湿性能により靴内部を快適に保つ。ダナー式ステッチダウン製法を採用。初期段階からの足馴染みの良さと返りの良さが特徴。完成されたデザインで、快適性を持つと同時にブーツならではの堅牢性をも併せ持つ。ビブラムクレッターリフトが耐摩耗と高いグリップ性を確保、ミッドソールは衝撃吸収性を高めている。ソール交換可能。（Dannerオフィシャルサイト）

ダナーライトは、タウンユース向きの軟らかいソールなので、山で使用するなら、日帰り2,000m以下の岩場のない場所での使用は可能です。

ダナーライトは、登山靴として作られたものではありません。
同じ価格帯で登山靴を購入するなら、SCARPA、LOWA、AKU、ZAMBARLANなどの登山靴を購入した方が良いです。
履き心地が良く本格登山からハイキングまで幅広いシーンで満足することでしょう。
近頃、ビブラムソールにゴアテックスを搭載していれば、なんでもトレッキングシューズになってしまう風潮（雑誌の影響）ですが、山で身につける時間が長くストレスが一番かかる登山靴は、絶対に店舗で試し履きしてから選んで欲しい！
おしゃれなトレッキングシューズを買って自分の足に合わないと、簡単に靴ずれしてしまいますし、バランスを崩して思わぬ怪我を引き起こす可能性があるからです。

登山での靴擦れは悲惨ですよｗ



このブーツは、登山よりも、キャンプやフェスにぴったりです。
ダナーライトは、ゴアテックスを搭載しているので雨の日でも安心！
レインシューズといえば、LLBean（エルエルビーン）のビーン・ブーツを真っ先に思い浮かべますが、ビーンブーツは履いていて靴の中が蒸れてしまうのがネック。
これが嫌だからビーンブーツは未だに欲しいけど購入していません。
ダナーライトなら、雨を通さず水蒸気を通すゴアテックスを使用しているので、雨の日でも蒸れずに快適です！



汚れたらジャブジャブ水洗いし乾燥させ、ワックスを丁寧に塗っていくと経年変化が楽しめます。
僕はDannerとRED WINGとで迷って、RED WINGのアイリッシュセッターにしたけど、購入からそろそろ20年経過するアイリッシュセッターを見て、ダナーライトも買っとけば良かったなと後悔してるんです。

rinosmanさん(@rinosman)がシェアした投稿 - 2017 10月 29 9:27午後 PDT

経年変化したブーツは味が出てかっこいいので、購入価格は高いかもしれませんが、1足持っておくと後の楽しみが増えますよ！





ダナー製品は年々変化していて、「ビーンブーツ」や「ソレル」のような、雨の日、雪の日に対応した様々なモデルが出ています。
え？これがあのDannerなの？と思うようなモデルがあるんですよ（笑）
これは、なんだかHAWKINS（ABCマート）のようでとても残念。
あ！ホーキンスの靴が悪いってことじゃなくて、これは靴を履く人の意識の問題で、僕はとても残念に思っているんです。Dannerらしからぬ製品はちょっと嫌だよね。

そうそう、ダナーは企業コラボもしてます。

この秋は、足元をブーツに移行させたい！→https://t.co/RHAQr9mCRz

名作ブーツ「ダナーライト」と「ニューバランス」スニーカーとのハイブリッドシューズなんて、どうだろう。 pic.twitter.com/CUv2vU198Y

— MEN'S NON-NO (@MENSNONNOJP) 2016年10月10日

ダナーライトをベースにしたニューバランスのコラボモデルもあるよ。
これは、これまでのダナーライトとは別に、かっこいいですね。配色も抜群ですよー！
DANNER® LIGHT New Balance ￥63,000（高けぇ・・）

軽くて履き心地抜群。ダナーの最新技術が詰まった「マウンテン600」は絶対注目！ - https://t.co/7IfR5QL1YJ pic.twitter.com/5fdyPgCHks

— GO OUT編集部 (@GOOUTmagazine) 2016年10月30日

ダナーの最新技術が詰まった「マウンテン600」が発表されたようです。

Dannerのアイコン「MOUNTAIN LIGHT」からインスピレーションを得た、クロスオーバーな一足が登場!　パシフィック ノースウェスト（ポートランドが位置するアメリカ西海岸北西部）の気候、地形を想定し、 雨が多く手つかずの自然が残る環境にも耐えうるデザイン、機能を兼ね備えた注目作だ。（GO OUT）

また一つDannerらしさがなくなってしまいました。
ダナーは2012年にABCマート傘下になったことが、影響しているようです
ABCマート社は、ダナーブランドの靴を独自の自社企画で作れるので、「Mountain600」は、これまでの無骨なダナーらしさが見られません(´-﹏-`；)
見方を変えれば、新しいチャレンジをしています！

マウンテンライトインスピレーションの軽量ハイクブーツ。アッパーにはウォータープルーフレザーを使用。ライニング素材にラミネートされた防水メンブレイン素材「ダナードライ」は高い防水性を保つ。オルソライトフットベッドが優れたクッションを提供。かかとのTPUパーツは安定性を高める。ビブラム・フガ アウトソールは悪路にも対応し、メガグリップコンパウンドが優れたグリップを発揮する。（Dannerオフィシャルサイト）

ダナーのマウンテンライト（MOUNTAIN LIGHT）は、こんなにカッコイイんですよ。
見た目どおりの堅牢なイメージの受けるマウンテンライトだけど、履いてみると意外にも柔らかく、履き心地がとても楽でした。

都心にも冬らしい日がやってきました。 Watch your step. #danner#dannerlight#dannerlightrevival#snowday#雪

Danner JPさん(@danner_jp)が投稿した写真 - 2016 1月 17 4:11午後 PST

ABCマート傘下になったダナーの新作「マウンテン600」よりも、僕はやっぱり昔ながらのダナーが欲しいんだなーと。
ダナーだけにね、欲しいいんダナー欲しいいんダナー



そんなわけで、雨の日でも雪の日でも、山でも街でも格好良く決まるダナーのブーツはおすすめです！
あー、昔に買っときゃ良かったなぁ(´-﹏-`；)


2018年、スノーピークがダナーとコラボしてます。
代理店にもなりましたものね。

キャンプ用品メーカーのスノーピークは15日、米アウトドアブーツブランド「ダナー」の国内における販売代理店となった。同ブランドの輸入販売総代理店であるエービーシー・マートと、このほど販売代理店契約を交わし、18年秋冬物からアウトドア専門店を中心に卸売りを始める。スノーピークが他社ブランドの代理店となるのは初めて。Fashionsnap.com　The Posts

「見た目がダナーライトにそっくり」なダナーのブーツにスノーピークの自在パーツが2個も付いてますよ！
あちゃー(/ω＼)

コラボモデルなのに安い！と思った方も多いと思います。
あのスノーピークのコラボモデルがオリジナルのダナーライトより安い！？
初め見た時は変だなー？って思いました。あれこれと調べていったら納得！ヽ(=´▽`=)ﾉ

スノーピークがコラボしたものは「ダナー フィールド」というダナーライトの廉価版モデルにスノーピークの自在パーツが「2個」付いたものです。

アウトドアブーツ定番ブランドのダナーから、新商品「DANNER FIELD」が登場。一人でも多くの方にリーズナブルな価格でアウトドアライフをより安全快適に過ごして欲しいというブランドの願いが形に。GORE-TEX®︎ ブーティー使用で、悪天候も安心のスペック。アウトドアシーンで抜群の性能を発揮します。 pic.twitter.com/ufsU2MZZOl

— GORE-TEX Products JP (@GORETEXjp) 2018年3月29日

ダナーフィールドとはベトナム製で、アメリカ製のダナーライト（価格はABCマートで税込59,400円）と使用している生地の強度など全く異なるモデルです。ダナーライトの廉価版ですね。

税抜き価格で整理すると次のようになります。
・ダナーライト55,000円（アメリカ製　1000デニール CORDURAナイロン生地）
・ダナーフィールド25,000円（ベトナム製　ナイロン生地）
・スノーピークコラボが28,800円（元がダナーフィールド）

価値観は人それぞれです。
あぁ、自在2個付いて3,800円アップかぁ…。
僕なら、より長く履きたいので、強靭なナイロン生地を使用しているダナーライトを間違いなく選びますがねヽ(=´▽`=)ﾉ