どんな革靴も10年履けば革自体が寿命に到達します。このブーツは購入から20年経過しあちこち傷んでます。
特にレッドウィングのアイリッシュセッターは、両サイドの部分が初めにひび割れしてきます。
これは宿命のようなもので、こうなったらもうガンガン履くことはできないので、ほんとの寿命が来る時まで丁寧に履いてあげましょう。
えぇ。僕はレッドウィング大好きですヽ(=´▽`=)ﾉ

アイリッシュセッターを愛用して20年が経ちました

僕のレッドウィングは購入から20年経過し、あちこち旅行やキャンプ、釣りに大活躍したもんだから、もうこんな経年劣化した状態です。
履いてオイルが切れたら、ミンクオイルを塗り込んで、また履いての繰り返し。
実はオイルの塗り過ぎなどもひび割れの原因の一つです。
特にワークブーツは防水性を保つためにオイルを入れてあげないといけない靴なので、ひび割れは仕方がないことなのかもしれません。
クレープソールが好きなので、程度の良い当時のものをメルカリやヤフオクなどを利用して購入しようと思ってます。
アイリッシュセッターは、ジーンズに合わせやすいのと、雨や雪の日にも履けるのが、良いですよね。

レッドウィングアイリッシュセッターは偽物が横行している？

先日、メルカリ出品者の画像をみたら「あれ？あれ？本物？偽物！？」どっちかなと思ったけど、この際、安いし数年履くだけなら本物でも偽物でもどっちでもいいかとか思ってるわけです（笑）
20年履いた余裕でしょうかヽ(=´▽`=)ﾉ

レッドウィングの本物と偽物を見分けるポイントを紹介します

さて、レッドウィングの本物と偽物を見分ける確実なポイントはここ！
この部分はブーツを作る際に一番コストがかかる箇所です。

ブーツ全体でコストが一番かかるところと言えば、「縫製」ですねヽ(=´▽`=)ﾉ
縫い目の間隔など本物は丁寧で、偽物は実に見事なほどバラバラだったりします。
少し遠めで見ても白ステッチなどは靴のデザインになってますので、分かる人はすぐ分かったりするものです

ウェルトの幅を見てみよう

偽物はウェルトのピッチ幅が違います。
偽物のレッドウィングは、本物に比べて縫い目が大きいです。ピッチ幅が広かったり、細い糸を使っていたり、とにかく縫いが甘いのが特徴的です。
もともとこのブーツはアメリカ製なので全体的に雑な印象です。
しかし偽物はもっと雑な作りをしています。
ワークブーツなのに縫い目が粗かったら水や泥が入り込みますよね？そう考えたら偽物と本物の違いがよく理解できると思います。

作り手の思考を読み解く

偽物＝いかに安く作って高く売るかを考えています。
本物＝使うシーンを考えて作られています。
縫い目に違和感があったら購入は控えることが真贋を見極める一番の方法じゃないかなと思ってます。


革靴全般、縫製はイタリア製か日本製が丁寧です。
とくにハンドメイドなどは職人さんの技術に触れることができるのが嬉しいですよね。
本物に触れることで、真贋がしやすくなりますし、所有欲も満たされるというものですヽ(=´▽`=)ﾉ

足首のつくりを見てみよう

偽物を販売する業者は、コストをいかに下げて利益を得るかが重要です。
足首の部分も要チェックポイントの一つになります。
ここが綺麗に均等な縫製ができていれば、まず本物と見て問題ないでしょう。
見ただけで分かりますよ。コストカットされていない時代のものは、作りがより丁寧です。
1990年代のものは、見分けがとてもしやすいのもポイントでしょうか。

タグで見分ける

タグで見分ける方法もありますが、これはお勧めしません。なぜならタグは交換が容易にできるからです。
僕のアイリッシュセッター1990年代後期（～1999年頃）は四角犬タグが使用されている最後のモデルになります。
半円犬タグに変わりアイリッシュセッターシリーズについています。

1980年代の四角犬プリントタグの復刻ですが、MADE IN USAの位置が違うなど、微妙に変化していて、タグを見てみるのも楽しいですよ。
タグは頻繁に変わっているので、年代の特定がしやすいのもレッドウィングのアイリッシュセッターの特徴です。

レッドウィングは本物だけが純正ソール交換ができる

一番分かりやすいのは、正規店にて純正ソールの張り替えができないのが偽物です。
しかし正規品のソールが別に売ってますので、本当の真贋方法ではないのかなって個人的に思っています。
クレープソールの刻印の表示も偽物の見分け方のポイントの一つになっていますよね。
文字がくっきりしているのがオリジナルの本物です。純正品以外のソール交換をしたものはオークションサイトなどで購入しないのが無難です。

90年代のような大ブームは過ぎているけど、かっこいいブーツを履きたい

90年代には偽物が大量に出回りました。現在でもレッドウィングは人気が比較的高いブーツなので偽物も多くあるやに思われます。とくにオークションサイトを眺めてみると「あれあれ？これは偽物ですよね」となる品もありました。
出品者も気付いてないこともあります。しかしレッドウィング愛がある僕は騙されません！ヽ(=´▽`=)ﾉ
ちなみに僕のは2回正規店で純正ソールを張替えているので、完全なる本物です。
このページに掲載した写真はすべて正規品のものです。

10年、20年と長く履きたいなら、レッドウィングのアイリッシュセッターやベックマンなどは、必ず正規店で購入すべきです。
ジーンズにあうブーツの代名詞ともいえるレッドウィングは一度履いたら病みつきになること間違いなし！
どんな道具でも、オリジナルに似たようなものが多くありますが、やはりオリジナルの凄みというか、細部までこだわって合理的に作られている姿を製品から感じ取れるようになると、より人生が豊かになるのではないでしょうか。
なんちって。

かっこいいものを履く、ただそれだけのことですヽ(=´▽`=)ﾉ