分離型液出しバーナーの決定版をポチッと。!オプティマス・ベガ

分離型(分離式)ガスバーナーは、PRIMUSとEPIから販売されているけど、低温時に役立つ液出しかつ分離式バーナーとなると、日本では販売されてない。
先日、とある人気ハイカーさんのブログを見てたらFire-Mapleのチタンバーナー(いわゆる中華系バーナー)をお勧めされていた。
98gで分離式だから軽くて良いなーと思っていて購入前に調べていたら、Fire-Mapleのチタンバーナーはガス漏れが発生していたり、耐久性はどうなの?とか、あれこれ考えたら中華バーナーはやっぱり使用するのが怖くなったのでやめた(笑)
Fire-Mapleのチタンバーナーを推奨しているハイカーのブログはわりと多いから怖い

さて過去には、スノーピークのギガパワーストーブメタルクラブが、分離式で液出しのシングルバーナーとして販売されていました。
メタルクラブは、日本ガス機器検査協会(ガス検)の指導があったかどうかはわからないけれど、いずれにしてもガス検の基準を満たしていないバーナーだったので廃盤になった。
ロット不良なんかもありましたなぁ(;'∀')
GS-320 ギガパワーLIストーブ メタルクラブ」ロット不良に伴う該当製品のご使用中止のお願い、および回収・修理のお知らせ
スノーピークの燃焼系はOEMですがメタルクラブはオリジナルの自社製品かと思ってたら違うみたい。
微妙に違うのでこれはOEMではなくて、パクっちゃった?(笑)
参考サイト:碧空色(そらいろ)のーと Go System Apollo Gas & Liquid Remote Feed Stove
さてさて、液出しもできちゃう分離式ガスバーナー「オプティマス・ベガ」をポチッとしたので、使用感などこのページで書いています。
ちょっとゴリ押しだけどぜひ最後まで読んでいただきたいですヽ(=´▽`=)ノ
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オプティマスのベガは、日本未発売のガスバーナー。
ずっとAmazonの「欲しいものリスト」に入れてて、やっとポチッと!しました。
というのも、分離型ストーブを使う機会がないし、少し大きな鍋なら今まで使ってきたMSRのドラゴンフライで十分だったからです。

さらには、Optimus vegaの価格は安定せず一時は20,000円越えでしたからね。
火力調整が苦手な分離式のガスバーナーに、2万円も投資できないよねー(笑)

山と道 U.L. HIKE&BACKPACKING BLOG: 赤岳アタック
そうそう、オプティマス ベガは山と道のブログにも登場してましたよ。
ちなみに僕はamazonから13,480円で買いました。
現在の相場は14,000円前後で安定しています。比較的、手に届く価格帯ではないでしょうかー
※2018年4月11,400円です

分離型シングルバーナーを購入するにあたり、以前はEPIのSPLITストーブとPRIMUSのスパイダーで迷ってました。
登山で多くの方が使ってるのがプリムスのバーナー。
EPIは、なんか"アレ"で、手堅いというか、そつないというか、無難過ぎる?古くさい&ジジくさい(お持ちの方、ごめんなさい!)
バーナーとして優秀なのはわかってるんだけど、でも買わない。みたいな感じ。
僕にとってEPIはそんなイメージです(;´∀`)

そんなわけでオプティマスVEGA。
箱を開ければ、「OPTIMUS」の文字が入った風防とバーナーが出てきたぞ!

重さ178 gです。
分離型バーナーのプリムス「ウルトラ・スパイダー」も178g、オプティマス・ベガと同じ重さです!!!
ベガの構造を見ていると、バーナーヘッドは燃焼効率の良いオプティマスのCRUXで、五徳は同社のNOVA。
この2つのバーナーの良いところを組み合わせた分離式シングルガスバーナーという感じ。
大きな五徳は大鍋にも対応しています。

サイズ感は、左からP-153、vega、110g缶
かなり小さいです!
収納サイズ小さいので、パッキングが楽です♪

付属の風防は、ちょっとペラペラで、残念な感じですが。
風防が気に入らないなら、薄いチタン板を購入してオリジナルの五徳を作るのも良いでしょうヽ(=´▽`=)ノ

やっぱり分離型シングルバーナーの安定感は抜群にいいーーー!

テン泊した燕岳でMSRのブラックライトとプリムスP153の組み合わせで使ったんだけど、鍋がグラグラして怖かったです・・・。
山で火傷したら、一大事だもんね。
分離式のオプティマスVEGAなら、クッカーをのせても、どっしり安定しています。

このバーナーには、自動着火装置がありません。
どーせ、高山や低温時には自動着火しないので、自動着火装置は余計な機能だと僕は思うので最初からなくてよし!
山だと、自動着火装置とかライターって使えない場面があるから注意が必要だよ。
防水マッチを持っていくと良いと思います。

銀色部分をシャキーンと開いて、ガス缶をひっくり返してみましょー!

すると液出し仕様に、早変わり!
ガス缶を逆さにした瞬間に、火力がグン!っと一段上がります。さらに燃焼音も一際大きくなります(ドキドキしますね♡)
この辺は、やる気スイッチが入ったイメージを想像されると、よろしいかと思います(*´ω`*)
常温下の液出し運用と、メーカーの違うガス缶使用は、おすすめしません!ので自己責任で。

OPTIMUS VEGA(オプティマス ベガ)のまとめ
まずはサイズ比較をまとめます。P-154S=プリムス ウルトラスパイダーストーブ
SPLIT=EPIgas スピリットバーナー
◆五徳の高さ70mm (P-154S:100mm SPLIT:104mm)SPLIT=EPIgas スピリットバーナー
◆五徳の直径170mm (P-154S:168mm SPLIT:144mm)
◆バーナーの直径50mm (P-154S:25mm SPLIT:--mm)
◆重量178 g (P-154S:178g SPLIT:251.5g)
◆出力液出し3,181kcal/h 通常1,204kcal/h (P-154S:3,000kcal/h SPLIT:3,600kcal/h MSR Dragonfly:2,192kcal/h)
※EPI SPLITストーブの重量は実測値 denden's 山紀行 分離型ストーブより
※OPTIMUS VEGAの出力変換はユニットマーケットを使いました。他は公式HPのデータ
※1Lの水を沸騰させる時間は液出し状態で3分、通常で4分半です(MSRドラゴンフライは3分半で沸騰)
※水温によって沸騰時間は変化します。【水温21℃の水1リットルを沸騰させる時間】と思います
オプティマスのベガは重心が低く、大きな五徳、分離式バーナーの中でも軽くて燃費が良いです。

感想
・とろ火~弱火はチョット苦手(コトコトじっくり煮こむ料理には向かない)
・PRIMUSやEPIよりも、低重心で、大きく安定した五徳
・炎はPRIMUSのような一点集中型ではないので、効率よく大きな鍋を温められる
・低温下のドロップダウン対策も液出しで安心(冬山OK)
・軽量・コンパクト、さらに液出しができる(コスパ良し!)
・230g缶(250缶)で160分も使える省エネタイプ(燃費82.5g/hは驚異的!)
・とろ火~弱火はチョット苦手(コトコトじっくり煮こむ料理には向かない)
・PRIMUSやEPIよりも、低重心で、大きく安定した五徳
・炎はPRIMUSのような一点集中型ではないので、効率よく大きな鍋を温められる
・低温下のドロップダウン対策も液出しで安心(冬山OK)
・軽量・コンパクト、さらに液出しができる(コスパ良し!)
・230g缶(250缶)で160分も使える省エネタイプ(燃費82.5g/hは驚異的!)
総じて、バランスの良い、究極の分離式シングルバーナーと言える!(気がしてます)
燃費の良い日本未発売のバーナー OPTIMUS VEGA
オプティマスベガのガス消費量は82.5g/h(参考:EPI APSA-III STOVE 280g/h)
以上!
ポチッとして損はない、僕がお勧めする分離式シングルガスバーナーの紹介でしたヽ(=´▽`=)ノ



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