オオシラビソの森の中 (裏岩手縦走 松川温泉→玉川温泉)

要らないものは、より小さく軽くして、浮いたスペースで自分にとって必要な物を詰めていく。
より速く、より遠く進み続けるために。
次に、この場所を歩くときは、八幡平から岩手山、秋田駒ヶ岳へと抜けてみたい。
東北の岩手の山を思う存分感じることができるコース。
流行りのスタイルじゃなくて、自分らしいスタイルで歩いてみよう。
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鮮やかな秋色を過ぎれば、森林限界の裏岩手縦走路にのる。源太ヶ岳。
遠くには雄大な岩手山のピーク
そこから、伸びる稜線が、緩やかな弧を描くように源太ヶ岳まで続く。

稜線の風をうけ、これから進む道を眺める。
歩いている時は、辛いとか、苦しいとか、お腹へったー とか考えているわけだけど、少し高い場所から留まって眺める景色はとても感慨深い。
ただ歩く行為に、こんなにも感動するものだろうかと、山登りを始める前は思いもよらなかった。

樹海ラインだって、山の上から見ればまた違う雰囲気。




何を感じ、何を求めてるのかは人それぞれだけど、ちょっとした感動は大事にしたい。
例えば、沢水が美味しかったり。やっと見えた山小屋だったり。鳥の声や、木の匂いに、空に浮かぶ雲の形。とか。

今日は晴れ
その恩恵をうけて、目の前に広がる景色に、ほどよい気温。
縦走はこーでなくっちゃ! 裏銀座はひどかったものな(笑)

なだらかなアップダウンを繰り返して嶮岨森についた。
大深山荘の冷たい水をたっぷり頂いてきた。
ハイマツの側に、ちょこんと座って、ホースからチューチュー吸うのは何だか笑ってしまう。
やっぱりアルミのボトルを持ってくりゃ良かった。


ペットボトルじゃ雰囲気でないけど、まーホースよりいいわ(笑)

プラティパス プラティパス2
今回はこれに、ホースをつけてます。

プラティパス グラビティーワークスカーボンエレメント
雨水のテン場でも安心できそう

嶮岨森を後にする前に、やっぱり振り返って。

後生掛温泉方面は真っ赤に染まり、明日歩くのが楽しみ。

ここから一気に下って鞍部につき、しばらくして登り返す。


前諸桧(まえもろび)からの眺望
正面のピークが、先ほどの嶮岨森。
諸桧は、アオモリトドマツ(オオシラビソ)の方言なんだって。

風が気持ち良い稜線歩きから一転し、オオシラビソの森の中、淡々と繰り返す景色を歩く。
むしろ、こっちの方が好きかも。
続きます。
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