「お寿司食べたい！」助手席の妻がつぶやいた。
「うん、知ってるよ」と僕は返す。

妻は寿司が大好きだ。
「何食べたい？」と聞くと、ほぼ90％で寿司である。とにかく寿司なのである。
これはもう長い付き合いだから、「何食べたい？」と聞くまでもなく、遠くに行って食べるなら、まず寿司なのである。

僕は、それを好んで食べる方ではない。
回転寿司なら3皿、つまり6貫も食べれば、お腹いっぱいでギブアップ。
でも彼女と食べるお寿司は、あの食いっぷりは見ていて楽しいし、それだけでお腹いっぱいになるのだ（笑）

立山縦走登山の帰りに、富山市と金沢市に行くことに決めた。
あとはナビが道案内してくれる


コンビニでガリガリ君なんかを食べ、夏を涼みながら、富山駅まで1時間ほどで着いた。
「るるぶ」に載ってた富山湾鮨の店は新しくて良かったけれど、少しネットで調べたら老舗のなかなか良さそうな店を見つけた！

富山の老舗 寿司栄　総曲輪店
平日というのに、17時の開店と同時にカウンターは満席だった。いいとこ見つけたぞーヽ(=´▽`=)ﾉ

まずは、イカと、分厚い中トロが握られる。


お任せコースは3,500円、4,500円、5,500円の3種類。
せっかくなので4,500円の「司」と5,500円の「栄」をいただきました！
寿司栄（総曲輪店）は禁酒、禁煙、クレジットカード利用はできません。純粋にお寿司を楽しむことができるお店かな。
カード使えたら良いんだけどなー


イカ、中トロ、甘エビ、ばい貝、ハモ、カワハギ、カンパチ、マグロの赤身、ノドグロ、カジキの昆布締め、黒鯛、白えび軍艦、ウニ、イクラ、ネギトロ、カニ味噌。
栄が16貫。
司は、ノドグロ、カジキの昆布締め、黒鯛を除く13貫。
富山湾の新鮮な幸をお寿司でいただく。

どれも美味しかったけど、強烈に印象に残っているのは、初めに出てきた塩で食べる中トロと、カニ味噌の軍艦。
とろけるほどの旨さです。


お腹も心も満たされた感じ。

食べログや、トリップアドバイザーの口コミどおり、待たずに入店できたのはラッキーだったんだけど、久しぶりの回っていないお寿司は、とても緊張した。
これね、登山のご褒美だよ(*´ω｀*)








お腹いっぱいになって、富山湾の夕日を見てたら、遠くに、ぼんやりと能登半島が見えてた。　

金沢までは、国道8号線で1時間半ほど。





さて、金沢といえば、中心部にある兼六園

加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形づくられた、江戸時代の大名庭園。
徽軫灯籠（ことじとうろう）は、兼六園のシンボル的スポット　





日本最古の噴水もある。

石川県金沢城・兼六園管理事務所
兼六園観光協会





そんなことより、兼六園にある茶店「寄観亭」の焼団子が、めちゃめちゃ美味しかった！




金沢観光は1日がかりだったから、車は駐車料金が安い、石川県石引駐車場に停めた。
青空駐車場で長く停めてもリーズナブルな駐車場です。



兼六園を見た後、1日乗車券を買って、城下まち金沢周遊バスで移動して、兼六園の周りの観光スポットを巡る。
金沢駅や、近江町市場とか。



雰囲気のある市場が僕好み。



どじょうの蒲焼は1本120円
試しに食べてみたら美味しかった。


岩ガキも食べちゃうよねー


石川スイカで水分補給。


近江町市場では、ドジョウの串焼きや、岩ガキとか、あっちへフラリ、こっちへフラリと食べて食べまくった（笑）




ランチは「いきいき亭」で、いきいき亭丼（2,000円）

食べログ いきいき亭　近江町店




その後は、ひがし茶屋街

ひがし茶屋街
卯辰山山麓を流れる浅野川の川岸には、今でもキムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが残り、昔の面影をとどめています。灯ともし頃にもなれば、今でも軒灯がともる茶屋から三味線や太鼓の音がこぼれてきます。五木寛之著「朱鷺の墓」の舞台としても知られています。また、平成13年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、「街並みの文化財」として保存策が進められています。金沢市観光協会

この日は、暑くて暑くて、動けばすぐ汗ダラダラで、もう全部脱ぎでしまいたい気分だった（笑）




クーラー効いた店内で、抹茶と和菓子をいただいて、少しひんやりして。



あとは、金沢21世紀美術館。現代美術はやっぱりわかんなかった（笑）



最初から、美術館じゃなく歴博にすれば良かったと後悔もしたり。
閉館間際に入館したから、急ぎ足になっちゃった。
ちょうど特別展で「大鉄道展」も開催してて、ほんとに時間が足りなかった。

石川県立歴史博物館





金沢の繁華街、香林坊から少し入った住宅街にある【グリルオーツカ】で、金沢のB級グルメ「ハントンライス」を食べたりもした。
ハントンライスは金沢に来たら必食の一品！といえる

金沢市の中心部 観光・グルメの名所ともなっている近江町市場のある武蔵ヶ辻から 百貨店のある香林坊(こうりんぼう)・片町と続くメインストリートは人で賑わうが 1本道を入ると 落ち着いた街並みが広がる金沢
香林坊東急スクエアの裏手の路地裏にある 創業1957年(昭和32年生)の老舗洋食店「グリルオーツカ」
グリルオオツカではなく あくまでオーツカ(笑)
緑の看板が目印のお店に中に入ると いきなりグルメリポーター石ちゃん(石塚英彦)のサイン
私の訪れるお店には何故か石ちゃんのサインがよく飾られている(笑)
店内のテーブル席にには 白いクロスが敷かれた ノスタルジックな洋食店の雰囲気
牛ヒレステーキやエビフライなどの洋食メニューが並ぶ中 グリルオーツカのダントツの1番人気メニューが…ハントンライス 900円　食べログ

ハントンライスの　「ハン」はハンガリー、「トン」はマグロを意味するフランス語なんだって。
安くて旨い！グリルオーツカは、金沢また来たら寄りたいお店。
それと歴博。今度はゆっくり見て、もっと金沢の街を知ってみたい。

ハントンライスは、日本の洋食の一つである。ハントン風ライスとも呼ばれている。石川県金沢市の郷土料理として知られている。近年、テレビや雑誌、インターネットなどで紹介され、金沢市民だけでなく全国的に知名度が上がっている。今では金沢市だけでなく、七尾市や穴水町、富山県にある一部の洋食店でも出されている。Wikipedia ハントンライス

て、次はいつになるか分かんないけど。
高山植物が咲き競う白山にも行ってみたいから、次はその時かなー



立山登山と、金沢観光の走行距離は1700ｋｍ


すこし、夏を満喫しすぎた気がします（笑）