北ア最奥 4th Day 黒部五郎岳をぐるっと周回(はじめてのテント泊縦走は北アルプスで4泊5日#7)

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2013年09月28日 19:00


4日目 山で見る初めてのプラネタリウム
漆黒の空に、眩いばかりの星がキラキラと輝いているのがはっきり見える。

あった、オリオン座!今日は晴れる。

サブザックを引っ張り出し、靴ひもをきつく締め、ヘッドライトの明かりを頼りに、真っ暗な夜道を歩く。
初めてのナイトハイク(ちょー緊張)
時折、風でクマザサが揺れる ガサガサっ! でたー!?
周りが見えないのは恐怖も2倍、3倍に膨らむ。樹林帯を抜けるまで、ドキがムネムネ怖かった...。

ライトを照らすと、葉っぱが銀色に光っている。ナイトハイクならではの光景だ。

黒部五郎岳(くろべごろうだけ)は、富山県富山市、岐阜県飛騨市及び高山市にまたがる飛騨山脈の標高2,840mの山である。別名、中ノ俣岳(なかのまただけ)、鍋岳。黒部五郎岳は富山県側、中ノ俣岳は岐阜県側の古来からの名称。日本百名山及び花の百名山に選定されている。山域は中部山岳国立公園に指定されている。 ~wiki~


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4:00 アルファ米を流し込み、いざ出発


尾西食品 アルファ米・角袋2食分 五目

1食は前夜に、もう1食は朝食。フリーズドライ 「コクと旨みの ビーフシチュー」 をかけて食べた。





黒部五郎カール
大迫力のスケールだが、写真じゃ全然伝わんない(笑)






少しづつ辺りに色が付き始めてきた
日が昇る



白から赤へとゆっくり色を変える黒部五郎岳



振り向けば、今日歩く山々から槍ヶ岳、穂高岳がひょっこり見えていた。
槍、穂高のシルエットが美しい。
すべてが救われた瞬間だった。






黒部五郎岳の肩に到着
薬師岳、北ノ俣岳、太郎平小屋も見える。折立へと続く稜線、空気が澄んでどこまでも遠くまで見渡せた。



8月に登った燕岳の反対側から眺める、槍ヶ岳、穂高岳


さて、山頂はもうすぐ






6:15 黒部五郎岳に一番乗り~♪  (・ω<)



山頂から槍、穂高



笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山



薬師岳、立山、劔岳、赤牛岳

どこを向いても絶景!
予定では、カールコースをピストンだったけど、稜線コースに向かう
黒部五郎岳を満喫しなきゃね^^

立山連峰が巨大な薬師岳より南下して、太郎兵衛平から北ノ俣岳を経て続くなだらかなで広々とした稜線の先に、巨大な圏谷を抱く特異な山容を見せるのが、この山である。花崗閃緑岩で構成され、山頂付近は岩が積み重なった砂礫地である。 圏谷が、その山体に対して余りに巨大なため、巨大なスコップでえぐられたようにも見えるし、また火山が噴火によって自らの山体を崩壊させたのかとも思えるような、巨大なU字谷を両腕の如き2本の山稜が抱えるような姿をしている。
その巨大な凹地は、東方の三俣蓮華岳の方を向いているが、その山容を最も特徴的で、なおかつ美しく見せるのは、黒部川源流を隔てた雲ノ平から眺めた時である。
その圏谷底に立つと、荘厳な雰囲気すら感じられる。自然の造形の妙を遺憾なく発揮した山である。また、圏谷底に立つ赤い三角屋根の黒部五郎小舎も、この優美な山の風景に溶け込んでおり、その景観に一点のアクセントを添えている。 ~wiki~






ぐるっと一周いってみよー!
稜線コースだけあって、切り落ちた場所も所々にある。
朝露のハイマツで濡れたズボンは、朝日ですぐ乾いた。



大キレットをズーム!



カールコースを登っていく登山者が、遠くに見える。
稜線コースにいるの見えるかな?





いくつか小ピークを踏んで、お花畑へと出る。ここにも、ミヤマリンドウと、チングルマが綿帽子をかぶっていた。



7:50 黒部五郎小舎が見えてくる。
自分のテントの他、1張り。テン場ついてテントを片付け、湿っていた寝袋、ダウンジャケット、その他あらゆるものを日に干す。
山に登ると、太陽のありがたみが良く分かる。
4日目のお宿は、双六キャンプ場。やっと乾いたテントで設営できる幸せ(笑)



周回記念にバッチと、糖分補給でコーラを買う。
さ、三俣蓮華岳まで一気に登るぞー 

黒部五郎岳-三俣蓮華岳-双六岳-双六キャンプ場が4日目のルート

それにしても、黒部五郎岳から眺めた景色は素晴らしかった
すでに4時間を経過。
9:15 黒部五郎小舎を出発する。

つづく

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価格:8,300円(税込、送料別)


使ったサブザックはExped Cloudburst 15 完全防水なので、レインウェア、手袋、メディカルキット、行動食、財布、手帳、ボールペンを常時入れた。
デポして山頂ピストンする時には、最低限必要なものは入っているから、詰替せず早々に出発することができた。
デポする予定がない日には、濡れてはいけないものを、これに入れ防水対策をする。
いいんでない?このザック

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1日目 高瀬ダム-烏帽子小屋-烏帽子岳-烏帽子小屋キャンプ場   前編 後編
2日目 烏帽子小屋キャンプ場-野口五郎小屋-水晶小屋-祖父岳-雲ノ平キャンプ場  前編 後編
3日目 雲ノ平キャンプ場-黒部源流碑-三俣山荘-鷲羽岳-三俣蓮華岳巻道-黒部五郎小舎キャンプ場  前編 後編
4日目 黒部五郎キャンプ場-黒部五郎岳-三俣蓮華岳-双六岳-双六キャンプ場  前編 後編
5日目 双六キャンプ場-鏡平小屋-鏡平山荘-わさび平小屋-新穂高温泉  完結編


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