いわてレッドデータブックは、岩手県の希少な野生生物の保護対策のための基礎資料で、この中に「ユキワリコザクラ」も記載されている。
ランクAは、早池峰山だけに分布するヒメコザクラと同じ。

高さ15cm以下の小形の多年草。根茎は短く、葉を根生する。葉は広卵形または楕円形で、下部は急に狭まって柄状となり、縁は裏側に強く反り返り、不明瞭な波状の歯牙がある。6～7月、葉の間から花茎を出し、3～15個の花をつける。萼は短筒形で、半ばまで5裂する。花冠は紅紫色で、花喉部は黄白色となる。
引用元：いわてレッドデータブック

ユキワリコザクラは、登山者による踏みつけ、盗掘などにより絶滅の恐れがある植物の一つ。
例えば100年先、このブログを他の誰かが見つけて、今と同じように元気に咲いている写真があればいいなと思う。



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この日は天気にも恵まれた。
時折、天候が反転しそうな場面もあったけれど、白い雲と青い空が終始続いていた。



岩稜帯のザレ場から、和賀岳と秋田駒ヶ岳のちょうど間に、山形県と秋田県にまたがる標高2,236mの鳥海山が見えた。
まだ雪深く三角の形をしている鳥海山。
御神坂コースから何度か登っているけれど、見えたのは初めてかもしれない。




右に秋田駒ヶ岳、中央奥に鳥海山、左に和賀岳
まだ葉がついていないダケカンバの斜面


なんだかパッとしない写真だけど、雰囲気が伝わるかしら（笑）










ユキワリコザクラ満開
来週にはきっと枯れが入る、また来年ねっ


風に揺れるユキワリコザクラと小鳥の声




お昼になって、日差しをよけ岩陰でランチ
賞味期限切れに近づいたアルファ米を処分しにやってきた（笑）
安かったから、縦走登山用にナチュラムでまとめ買いしたんだけど、食べないんだよねアルファ米。
コジー代わりに、グラナイトギアのエアセルブロックスを使うと、出来上がり時間を華麗に短縮できます！












大好きなミヤマキンバイ



コメバツガザクラも咲いてた。
こちらも、ほんとに小さなちいさな花なのだ。



山の季節はこれから。
また山に入ろう。

今度はどんな花を咲かせているのか？そう思うと、居ても立ってもいられない。


おわり。


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