秋の静かで自然いっぱいのトレイルは最高に気持ちが良い。
小鳥のきれいな声、沢の流れる音、オオシラビソの香り、風の厳しい冷たさ、太陽の優しいぬくもり。
自分のチカラと判断力を信じて歩いた先には、きっと大きなものが待ってるに違いないと思う。
どんなに素晴らしいギアを持っていたとしても、それはただの道具であって、何かを補うものではない。

ウルトラライトハイク
より速く、より遠くへ歩いて行くなら、軽い道具よりも、まず自分の身体を見直せ！って事をつくづく思った、今回の日帰り登山なのである（笑）

お鉢を1周し、透明な御苗代湖から七滝コースへ向かう。
途中には、硫化水素ガスの大地獄谷、そして紅葉の美しいトレイル、そして七滝が待っていた。



左手には午前中に歩いてきた鬼ヶ城と呼ばれる稜線と山頂が雪で白くなった岩手山



黒倉山が迫ってくれば、大地獄谷への分岐。





転落注意！


　
硫気ガス！ダイジョブかな？？(;´∀｀)


滝の音でちょっと立ち止まって



　
大地獄谷！



硫黄臭の漂う大地獄谷を過ぎれば、滝のフルコースです。






変わって地面は泥濘んで歩きにくいしドロドロになってる箇所もありました。



滝の次は、ふわふわ落ち葉の紅葉トレイル

　




紅葉はまだ残ってた

　
きれいな登山道だけど、登りにこの七滝コースは使いたくない感じ。
山頂まで、ダラダラと長い斜面が続くアプローチはちょっと嫌いだ



13：30　やっと、七滝への入口



きれいです七滝！



下りて滝の側まで行けるんだけど、もう歩きたくない気持ちが強かった（笑）



また、冬に来るよ～　

ばいばい！



七滝を過ぎ、色鮮やかな紅葉

　


　
14：10　七滝登山口に到着！

8時間で歩き終えましたヽ(=´▽`=)ﾉ



ちょー疲れた。
けど楽し（笑）



県民の森からパシャリ！

松川温泉から歩き始め、ぐるっと岩手山を巡り、県民の森まで歩いてきた。
想定していた時間よりも早く下山ができたのは、熊が出没するんじゃないかという恐怖心と、日暮れ前に何としてでも温泉に入りたい気持ちのおかげかな（笑）
北アルプスを縦走してから、山歩きの楽しさがいっぱい膨らんだ。
長い時間をかけて歩く楽しみは日帰り登山でも味わうことができた。


それと、GPSログをつなげる楽しみとか。
10月に3回、日帰り登山で記録したGPSの軌跡をつなげてみる。この繋げたコースを小屋泊で歩いてみたら楽しそうかなと思ったり。

そんな想像をめぐらせ、白濁色の松川温泉の露天風呂に浸かる。
大きな満足、達成感で胸がいっぱいになった。相変わらず露天風呂は、ちょー気持ちよかったです！

おしまい。

松川温泉から岩手山経由の七滝　1　2　3　4　5



2014年10月19日(日) [日帰り]
出発時刻 06:03　　到着時刻 14:14
合計時間： 8時間11分　
合計距離： 22.6km
累積標高（上り）： 1401m
累積標高（下り）： 1663m