秋田駒ヶ岳 念願のムーミン谷のチングルマが満開!(チングルマの満開時期と盛岡冷麺ベスト3を教えます)

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2017年07月25日 12:12


新・花の百名山に選ばれている花の名峰「秋田駒ヶ岳」は岩手県(雫石町)と秋田県(仙北市)にまたがる標高1,637mの活火山。
全国にある駒ヶ岳の中で最も高山植物が豊富な山で、山麓には乳頭温泉、水沢温泉、国見温泉があります。
登山口は全部で7箇所
秋田側のアルパこまくさからバスで八合目から登る「片倉コース」と、岩手側の国見温泉からスタートする「国見コース」が定番です。
熊の多い山域なので登山者が多いコースを選んだ方が、より安心で安全と思います。

秋田駒ヶ岳は八合目から最短で登れる片倉コースが一番人気です。


八合目から楽々登った後は乳頭温泉でスッキリ爽快!あるいは田沢湖で湖畔キャンプを満喫なんてのも良い。
登山・温泉・キャンプを秋田駒ヶ岳の周辺で楽しむことができちゃいますヽ(=´▽`=)ノ


さて、そんな人気スポット満載の秋田側の反対にある岩手側は、登山口そばにエメラルドグリーンのお湯の国見温泉があり下山後すぐに入浴することができます。また、国道46号沿いにある道の駅「雫石あねっこ」では、併設されている産直の他、アルカリ性単純泉の美肌に効果的な温泉(大人510円)、徒歩2分の小柳沢砂防公園オートキャンプ場があります。

秋田駒ヶ岳にアクセスしやすいのは、やっぱり岩手側でしょう!




そして、盛岡インターチェンジより車で約8分、焼肉冷麺・三千里(雫石店)
国道46号線沿いには冷麺店が多々ありますが、入るならここです。
「髭」も美味しいけど「三千里」なのです。「ぴょんぴょん舎」や「ヤマト」ではなく三千里です。
秋田駒ヶ岳に登って、三千里の冷麺を食べなければ、「一体あなたは何しに岩手に来たの?」と言われかねませんよヽ(=´▽`=)ノ

秋田駒ヶ岳の登山=三千里の冷麺

これはセットで覚えてください。
冷麺は定番すぎる素人メニューですが、ぜひカルビスープラーメンを食べていただきたい!




「三千里に来たら冷麺だよね。ヒャッホー!」というのは素人であります。まったくの素人。
入店したらメニューを見ずに「カルビスープラーメン」と注文します。夏の暑い季節も冷麺ではなく、あえてカルビスープラーメンなのです。

肉と野菜をじっくり煮込みコクと旨みの濃厚スープが絶品。そして器から今にも飛び出しそうなボリューム感!
三千里は盛岡市内にもありますが、カルビスープラーメンは雫石店でしか味わうことができません。

秋田駒ヶ岳の登山=三千里のカルビスープラーメン

これまさに王道。
車中泊など1泊するならば、前日にカルビスープラーメン、下山後に冷麺。これがベストな岩手の楽しみ方ですヽ(=´▽`=)ノ


ちなみに冷麺大好きな僕が選ぶ盛岡冷麺のベスト3と言えば1位「盛楼閣」、2位「もりしげ」、3位「三千里」続いて4位が「食道園」、5位が「髭」です。
「盛楼閣」は見た目、味ともに完璧な王道の冷麺で、「もりしげ」は玄人好みの冷麺と言えるでしょう。
もりしげの冷麺は650円、壺に入ったカクテキに缶詰のミカン。斬新!味最高!さらにカルビとセットでも1100円とリーズナブルです。


さて。もし運転手がいるのであれば、遠慮なくビールを頂いちゃいましょう。
焼肉冷麺 三千里(サンゼンリ)雫石店は安くて豊富な焼肉メニューがあります。冷えた生ビールに一番あうホルモンが焼肉の中でも一番のおすすめです。
ユッケに牛タンも良いですね!レモンを絞って召し上がれ!

というわけで、食事もお風呂もそろっている岩手県側の「国見コース」から秋田駒ヶ岳は登って欲しいですね(=´▽`=)ノ



さてさて、秋田駒ヶ岳のムーミン谷と呼ばれる場所にはチングルマの大群落。
チングルマは6月下旬から一斉に咲き誇ります。
見頃はその年の雪解け具合によって大きく違うんだけど、秋田駒ヶ岳に咲くチングルマの見頃は概ね6月下旬から7月上旬の僅かな期間、そして満開時はわずか1週間程です
念願叶った今年は梅雨にもかかわらず天候にも恵まれ、最高の山日和でした。
むしろ暑くて熱中症になるぐらいでした(;´∀`)



国見コースからチングルマの聖地であるムーミン谷へは、この横長根と呼ばれる尾根にとりつき、大焼砂下部の分岐から小岳・女岳方面に向かいます。
分岐点から田沢湖や和賀岳、遠くに鳥海山、少し登って岩手山を見ることができるので、国見コースは、とてもお得なコースなのだ。

カルデラを縁取る横長根、この尾根がお気に入りです!




大きな田沢湖を眺めタルトで一休み。
砂礫に寝っ転がって雲を見上げたり、景色を眺めてのんびりしたかったけど、暑くて暑くて。水分補給を十分にして出発します。



大焼砂はコマクサが咲き始めでした。斜面には緑の葉っぱが黒い砂礫を埋め尽くすほど広がりつつありました。
手前に小岳、左に女岳、中央に男岳を見ながら歩いていくと、ムーミン谷はもうすぐ。
そうそう以前、この場所を熊が歩いてましたよ(´-﹏-`;)
秋田駒ヶ岳は一般的な登山道にも熊が歩いているから気を付けてね。
はっきりと聞こえる熊鈴を絶対持っていくこと!

熊鈴買うならこれだ! 備えあれば憂いなし!



今年初めての登山で初めて見た白花のコマクサ。
超珍しい!白いコマクサ、今年はなんだか良いことが起こりそうな気がします!


秋田駒ヶ岳 馬場の小路(通称:ムーミン谷)の核心部。
白い花は全てチングルマ。これを目当てにたくさんの登山者があちこちから秋田駒へやってきます。
天候が変わりやすい秋田駒、さらに梅雨の時期ということもあり、青空と白いチングルマの綺麗なコントラストを見ることができる日は稀です。ラッキー


うん、最高!
ムーミン谷とはよく言ったもので、ほんとうにムーミンが居そうな雰囲気です。


わずかに雪も残っていて、雪解け水の流れる音と雪渓とで涼を味わうことができました。

このページの写真は2017年7月8日に撮ったもので、チングルマは全体的に枯れはじめでした。
まだ雪渓の残っている入り口付近が見頃で、駒池から奥の方は枯れが多くありました。
花が一番綺麗に咲いているタイミングを狙うのはとても難しい。だから高山植物を撮るのはピークハントより面白いよねヽ(=´▽`=)ノ













この日をどれだけ待ち望んだことか。
毎年6月下旬に開花するムーミン谷のチングルマを見に行きたいと思っても、悪天候やベストコンディションでも休みがとれなかったり、何度も悔しい思いをしてきた。
だからこそ今日の秋田駒ヶ岳は僕にとって一番思い出に残る登山だった。

帰りにやっぱり三千里でカルビスープラーメンを食べ、お腹も心も満たされた、花の名峰「秋田駒ヶ岳」の山登りでした。



本日は雲なし快晴、気温35度、熱中症対策で水2Lと、いろはすの塩水500mlを持参。
目的はムーミン谷のチングルマだけだったから、男岳や男女岳の山頂へは行っていません。横長根までの樹林帯は蒸し暑く、森林限界を越えれば砂礫の大焼砂。直射日光と照り返しで二重に暑い。
まさに地獄だ。
チングルマは、時間をかけて丁寧に撮りたかったけれど、1時間ほどで撤収。とにかく暑くて暑くてたまらなかった。

こんな日は登山より、エアコンの効いた部屋でビールが良いなヽ(=´▽`=)ノ


スイスアドバンスのカッティングボードは廃盤となり入手できませんがMSRのカッティングボードは軽量かつ万能なのでおすすめです。

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