巣鴨で購入したゴローのS8はあちこちの山を登り4年が経った。
年間20日ぐらい山登りをして、そのうち年に1度は北アルプスでテントを背負って数日間、アルプスの稜線をのんびり歩いてます。
ゴローS8の良い所をあげれば、きりがないし、これまでに何度も助けられました。足首弱いかも僕。

先日ソール交換をした際に言われたんだけど、ソール交換はあと1回しかできないそうだ。（ソール張替は2回が限度、頑張って3回）
要するに一生ものではない（登山靴は履いてこそ）けど、いよいよ寿命の時が来たら…。
きっと多分また巣鴨のゴローで登山靴を買うことだろうと思っています。軽登山靴もいいよね、東北はテント泊できないので軽めの靴が合います。
ソール交換できなくなったゴローS8は日帰り登山でのんびりしてもらおうかな。
まだ1回目のソール交換したばかりで、あと５年は十分に履けると思うんだけど、なんだか想像を膨らませたら寂しくなっちゃった( ´∀｀ )


メンテナンスは慣れてしまえば簡単。というか、普通の靴と同じように手入れするだけ。

山から帰ったら、汚れを水でしっかり落として、ワックスを塗る。
メンテはこれだけ。

初めは丁寧にやっていたけれど、岩場なんかを歩く登山靴であるから、多少強引にたわしで擦っても大丈夫。
お店の方も言ってたけど、登山靴はゴシゴシとしっかり洗うことが肝要だ。


水道水をいっぱいに入れたバケツの中に、S8をジャブンと入れ、「亀の子たわし」を使ってゴシゴシと思いっきり洗ってやる。
僕は、汚れと一緒に、前塗ったワックスを剥がすイメージで力強く洗ってます。
こうすることで、細かい土埃や、頑固な泥汚れもスッキリ落ちて、防水ワックスのノリが非常に良いのだ。
きれいに洗ったら、陰干し。

基本のメンテナンスは何も難しい事はないですヽ(=´▽`=)ﾉ


乾いたら、goroオリジナル防水ワックスを手にとって塗りこむ。
この、ワックスを手で登山靴に塗るのは、ただ塗りやすいからだよ。
手の体温で革に浸透するからだ！・・・それは丈夫な厚い革で作られた登山靴ではちょっと勝手が違うのだから勘違いしないでほしい。
いまだに言ってる人いるから気を付けなよ（笑）

そうそう、コロニルのビーワックスは、ゴローの登山靴では栄養過多になってしまうから必要ありません（お店のおっちゃんが言ってた）
スポーツワックスが販売中止になってどうしようか迷ってたけど、ゴローオリジナルワックスが販売され、だいぶメンテナンスが楽になった。
オリジナルワックスは伸びやすくて塗りやすいのだ。

ワックスが乾いたら、ツヤがでるまで、たわしでコシゴシ磨いておしまい。


革製の登山靴のメンテナンス、これ実は革にとっては間違った（好ましくない）メンテナンスの方法なのです。
ワックスの重ね塗りは革の通気性を奪ってしまうので、当然革の寿命も縮めることになります。その証拠が革の登山靴に発生するヒビ割れ。ワークブーツなんかもそうだよね、あれヒビ割れてくるでしょ。
革靴にワックスや保湿クリームを塗布する際はステインリムーバーで以前のワックスなどを綺麗に除去する必要があるんだけどね。
まぁ、そんな細かいことを気にしても、「これは登山靴だから」で一蹴してしまうんだけど。

登山用具は消耗品の概念がちょっと悲しいけれど、とにかく登山靴のゴローS8と長く付き合っていけるように、しっかりメンテナンス！だよね。

お気に入りの1足持ってますか？

【S-8】
ノルウェイジャン製法のベストセラー
スリーシーズンのテント泊縦走から初級の冬山に使用できます。
足首の深さが標準と深型からお選び頂けます。（深型は￥3300増し）　12本爪アイゼン使用可
製法　ノルウェイジャン
アッパー素材　イタリア製裏出し皮革
ソール　1230A-9
重量　1150ｇ（25.5cm片足）
￥40700-（税込み）　　　　有限会社　ゴロー　

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